【福岡城南教会の歩み】
福岡城南教会は1931年に藤田治芽牧師と共に新しい教会の建設を志した一団の人々により創設されました。
それから10年後、当時所属していた、旧日本基督教会、鎮西中会が、戦時下の教会合同の流れの中で消滅しますが、その動向に強く反対していた藤田牧師たちは、戦後、日本基督教団を離脱し、日本キリスト教会に加入して新たな歩みを始めます。そこにはキリストのみを教会の主とする信仰告白があり、旧日本基督教会の伝統を自覚的に継承したいとの願いがありました。
福岡城南教会はプロテスタントでも特にカルヴァンにさかのぼる改革派・長老派の流れを受け継いでいる教会です。
聖書の御言葉に立って、自らのアイデンティティを明らかにしつつ、すべての教派、すべての人々に開かれた教会の形成を目指しています。
【牧師の紹介】 牧師 澤 正幸
1992年に福岡城南教会三代目の牧師として就任しました。出身は東京ですが、両親が九州出身ということで、福岡には愛着を感じます。
2017年は宗教改革500年記念の年であり、世界のキリスト教会は、もう一度原点に立ち返り、一つになって新しい歩みを始めようとしています。わたしも、城南教会での歩みが25年の節目を迎えるこの年、神の言葉の原点に立ち返って、ひたすら神と隣人に仕えてゆきたいと願っています。
パイプオルガン
設置年月 | 1986年11月 |
製 作 | W.ボッシュ社(ドイツ) |
W.Bosch (Germany) | |
二段鍵盤 | |
ストップ数 | 10 stops |
*写真は1986年11月19日 旧会堂にて行なわれた完成引き渡し式に撮影したものです。